「やりがいのある仕事という幻想」を読みました。
訪問していただきありがとうございます。
休みの間、少しでも会社の役に立てればと思い、こちらの本を読んでみました。
読みましたが、自社に必要かどうかと問われれば、必要ないかな?
っていうのが感想です。
この本は「働く」ということに悩んでる人に読んでほしい本だと思います。
ちょっと極端だな〜とか、厳しいなって思う箇所もありますが、こういう考え方もあるんだと視野を広げてくれると思います。
さて、どういうところが自社に必要ないと思うのか、いくつか引っ掛かったところを書いていこうと思います。
仕事の立場がどんなに偉くても、それは人間として尊敬できるというのとは別のファクター。
権力とは、個人の力ではなく、その組織におけるルール上の権限でしかない。
いやいや、権力持ってる上司は当然個人の力だし、尊敬しろって思いながら働いていますよ?
他社は知りませんが、自社ではしっかり「俺の言うことを聞かないと、この会社ではやっていけない!」と言い、周りを引っ張ってくれる上司ばかりです。
それを否定するかのような文章に引っ掛かりを感じました。
民主主義というのは、会議をして多数決で物事を決める制度のことだが、そもそもの会議に、「誰が出られるのか」という時点で既に平等ではない。
これにも違和感を感じます。
「みんなそう言ってる」と、賛成する数人を「みんな」とみなし、「え〜」と思うようなことを押し付けられるなど日常茶飯事の自社です。
自社の場合、「誰が出られるのか」ではなく「誰が賛成するのか」が重要視されるのです。
否定しても聞いてるフリをされるだけです。
そう、全ては決定事項であり、多数決は形だけなのです。
国は知りませんが、会社は民主主義ではないと思うのです。
なので、民主主義の話をされても。。。
と思うのは変でしょうか?
どんな仕事でも、外から見ていてはわからない部分がある。当事者になって、初めて大変さがわかったり、逆に簡単と感じたりする。
これも変です。
前記事で書きましたが、
「見える化」ということを実行していこうという自社です。
「見ただけで現状がわかる」ようにするという自社にとっては、「戯言」としか言いようがありません。
等々、他にもあるのですが、書くと長くなるのでこの辺にしておきます。
本は、同じ本でも読む人によって捉え方が変わります。
私には、というか自社には残念ながら必要のない本でしたが、響く人には響くと思います(当たり前のこと言ってますね。。。)。
「働く」ということを考えるきっかけにいかがでしょうか?
「やりがいのあること」が見つかりますように。
最後までお読みいただきありがとうございます。